舞台『効き目の遅い薬』東京公演が開幕へ 主演の柊子が今思うこととは?
と意気込む。チームとしては珍しく恋模様を描いた作品に挑戦ということで、「情感を大切にして演じたいです」とも話した。
現在28歳の柊子。舞台はもちろん、映画やドラマ、ラジオに出演し、作詞や小説執筆にも取り組み、活動の幅を広げる。「20代前半までは勢いや若さで何とか押し切ってきたものが、今は少し落ち着いて物事を考えられるようになりました。いただいたお仕事ひとつひとつに向き合いながら、そして出会いを大切にしながら、ひとつの枠にとどまらずにいたいです」。
そのなかでTeam337の公演は、柊子にとって「原点」のような存在でもある。「お芝居って楽しいなと純粋に思っていた頃の気持ちを思い出させてくれる場所ですね。
Team337として年に1度しか公演ができていないけれど、各々のメンバーが別の現場でステップアップして帰ってくるので、毎年毎年、より良い公演ができていると信じています。続ける難しさもありますが、もっと頑張りたいと思います」と話す。
すでに大阪公演を終え、まもなく東京公演が開幕する。柊子は「今まではほっこりしていただけるような作品が多かったTeam337が、今回は切ない恋模様を描いた作品に挑戦します。