くらし情報『国立文楽劇場で“和×洋”のスペシャル企画を開催!』

国立文楽劇場で“和×洋”のスペシャル企画を開催!

舞台の休演中は「髪を銀髪にして、体力作りに深夜の倉庫で肉体労働をしていました」という簑紫郎と、「家では手ぬぐいを三味線の糸にかけて音を鳴らさずに弾き続ける“腕かため”というトレーニングを」と話す寛太郎。ふたりは昨年9月、宮田と勘十郎の共演舞台に参加した。「チェロは楽器として一番邦楽になじむ楽器だと思う。『BUNRAKU』という曲にある太棹三味線のような音色や和音階は難しい表現ですが、宮田さんの演奏はすごく上手」(寛太郎)。「洋楽とのコラボは難しいですが、チェロは相性がよくて違和感がなく、『関寺』は本当によかった」(簑紫郎)。

『花競四季寿』は本公演再開に向けた美しい曲だが、今回の三味線は四場通して寛太郎がメイン奏者のシンを務める。さらに師匠の竹澤宗介がトメに座る。並び順で一番後輩が座る席のスソに、格上で実力ある人を据える場合に敬意を払ってトメと表記するそうだが、最近は滅多になく、これも企画公演ならでは。
寛太郎は「“超”挑戦、プレッシャーですよ。楽しみですなんて言えません。みんな先輩なので底上げしてもらいます。実際は僕ひとりパニックになってると思いますけど、どうやるのか観ていただけたら」

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