描かれるのは、平田裕一郎「愛」石渡真修「愛憎」『錆色のアーマ』上演中
、平田は「兄弟、仲間を思う愛が、形は違えどそれぞれのテーマになっていると思いますね」と語る。新キャラクターの「橘三兄弟」についても「三人のバランスが絶妙で、見ていて、切なく愛おしいです」(石渡)、「三人の絆が素晴らしくて毎回涙腺がやられます」(平田)と話すなど、さまざまな面から心揺さぶられるストーリーになっているようだ。
いわゆる“2.5 次元舞台”の流れとは逆で、まず舞台版が生まれ、そこからメディアミックス展開を図っていく“逆 2.5 次元”の「錆色のアーマ」プロジェクト。原作となる舞台シリーズの魅力を、第一弾から出演する平田は「まずはタイトルでもある”武器“。アーマがそれぞれカッコいいです。あとは人間臭さや、キャラクターの背景にある苦悩や葛藤、友情が描かれていること。どっぷり引き込まれますよ」と語る。さらに出演者にとっての魅力は、第二弾から出演する石渡は「キャラクターを自分が作ること。
役者の力量が試されますし、だからこそ魅力的になるよう作れることは、役者にとっての魅力でもあります」。平田が「“梟”の三兄弟と鶴首の悲しくも温かい絆の物語ですが、個人的には、黒氷(平田)と藤白(石渡)の友情物語でもあります。