くらし情報『加藤登紀子があなたに贈る、今を輝いて生きるための歌たち』

加藤登紀子があなたに贈る、今を輝いて生きるための歌たち

加藤登紀子

こんな時代だからこそ、時には昔の話を――。77歳の今も精力的な活動を続ける加藤登紀子が、7月18日にBunkamuraオーチャードホールでコンサートを開く。それは【TOKIKO KATO CONCERT 2021 時には昔の話を】と題し、100年前と現代とを結んで「人が生きてゆく力の尊さ」を問う、壮大なメッセージを込めた音楽体験だ。

「29年前の7月18日は、『紅の豚』(加藤登紀子がマダム・ジーナ役で声優参加)が上映された日なんです。『紅の豚』の設定は今からほぼ100年前で、第一次世界大戦で大打撃を受けて、また次の戦争が始まるまでの大混乱の時代なんですが、宮崎駿さんの描いた物語の中には嫌な生き方をしている人間は一人も出て来ない。“人間はどんな時代でも素晴らしく生きようとするものだ”というのが『紅の豚』の魅力だったわけです。映画の中でジーナが歌った「さくらんぼの実る頃」も、さらに50年前のパリ・コミューンを歌った歌で、結果的には悲惨な終わりを迎えるんですが、“夢を見ている時間は素晴らしい”というメッセージがそこにある。それは現代にも通じるものだと私は思います」

コンサートは二部構成で、第一部は「知床旅情」

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