熱いビートと華丸の新鮮な魅力に、身も心もスウィング!
博多華丸、和太鼓に初挑戦
博多華丸と作・演出家G2が3度目のタッグを組み贈る“ミュージカルとは一味違う新たなエンターテインメント”とは? 和太鼓、タップダンス、ジャズがジャンルを超えてひとつになった新感覚ミュージカル『羽世保スウィングボーイズ』の見どころをぎゅっとリポート。
「羽世保スウィングボーイズ」チケット情報
冒頭の和太鼓演奏で、余裕のバチさばきを見せる華丸の雄姿に「ほぉ~!」。今回の博多座で通算共演100公演目を迎えるという斉藤優との軽妙な掛け合いから物語は始まる。ふたりは九州のとある港湾都市の造船所・羽世保造船の和太鼓部メンバー。造船所にはタップダンス部もあり、それぞれの部は、羽世保市の大会出場を目指して、練習に励んでいる。優秀な溶接工でもある、太鼓部リーダー五代剛(博多華丸)は、男手一つでふたりの子供を育てるシングルファーザー。そんななか、経営危機に陥った造船所の吸収合併計画が明るみになり…。今回は、陽気で熱いだけではない主役を繊細に演じる、役者・華丸の姿も新鮮だ。
ジャズバー「カメリア」でのステージは見どころのひとつ。「カメリア」は小春坂すみれ(椿 鬼奴)がママを務めるバーだが、昼間は探偵社という顔も持つ。