くらし情報『歴代将軍の甲冑・名刀が未だないスケールで勢ぞろい!』

歴代将軍の甲冑・名刀が未だないスケールで勢ぞろい!

歴代将軍の甲冑・名刀が未だないスケールで勢ぞろい!

戦乱の世に終止符を打ち、265年にもわたる天下泰平の世の礎を築いた徳川家康。家康を祀る国宝・久能山東照宮(静岡市駿河区)には歴代将軍ゆかりの宝物500件2000点余りが収蔵されている。その中から選りすぐりの名宝150件を紹介するのが、特別展「徳川家康と歴代将軍~国宝・久能山東照宮の名宝~」だ。「質・量ともに久能山東照宮の宝物展の中で最大規模」という本展覧会の見どころをご紹介!

久能山東照宮の創建にまつわる品々の中でひと際目を引くのが、二代将軍秀忠が本殿完成時に奉納した国宝の太刀「真恒(さねつね)」(平安時代末期)。刃長90㎝もある身幅の広い豪壮な造りで、まるで銀の砂子をちりばめたようなきめ細かい鍛え肌(きたえはだ)も美しい。家康が枕刀として愛用していた太刀切付銘「ソハヤノツルキ/ウツスナリ」(無銘 三池光世作)は、ご神体同然とされる久能山東照宮随一の重宝。三池(福岡県大牟田市)の刀工・光世により鎌倉時代に作られた刀で、今回は里帰り展示となる。先まで身幅が広い独特の形状は、三池ものの典型だ。
その他、歴代将軍から奉納された12振りの刀剣(うち10振りが重要文化財に指定)が、見事な刀装とともにずらりと並ぶ。

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