「第39回 横浜市招待国際ピアノ演奏会」24年ぶりに神奈川県立音楽堂にて開催
才気あふれる若きピアニストたちが出演する「第39回 横浜市招待国際ピアノ演奏会」が11月6日(土)、神奈川県立音楽堂にて開催される。
世界中から将来を嘱望される才能を発掘し、広く紹介することを目的に1982年より開催されている「横浜市招待国際ピアノ演奏会」。今年も世界の名だたるコンクールで優勝・入賞を果たした4人のピアニストを紹介する。
登場するのは、桑原志織、ケイト・リウ、ダニエル・チョバヌ、ジャン・チャクムル。難関として知られるルービンシュタイン国際ピアノコンクールで今年5月に第2位を受賞した桑原は、ブゾーニ編曲によるバッハの〈シャコンヌ〉を披露する。また、ショパン・コンクール第3位のリウはショパン《バラード第1番》と、定評のある選曲を。チョバヌは《展覧会の絵》、チャクムルは《クライスレリアーナ》と、様々な楽想を持つ大曲を選曲。それぞれの持ち味を生かしたプログラムを披露する。
なおチョバヌはヤマハ独自の高精度デジタル制御システムによって繊細な鍵盤タッチやペダルの動きを極めて正確に再現できる自動演奏機能を搭載したハイブリッドピアノ「Disklavier™」を使用し、リモートで出演するとのことだ。