内場勝則も歌い踊る「パッと生の舞台で気分晴らして!」
歌もダンスもうまいし、自分が舞台の上に立っているのが不思議で。カーテンコールも初めてで、すごいことをやり遂げたんだなと。劇場中の一体感が気持ちよかった」。稽古では台詞を一度関西弁に直してから気持ちを入れるなど、標準語に四苦八苦。「二度手間、三度手間やってました」と笑う。ただ内容は違っても、エンタテインメントを届けることに変わりはない。「やっぱり生の舞台が自分には一番向いているんだなと感じました」。
初演でも爪痕を残したマネージャー役。
「きっちりした芝居に少しでも緩和があればすごくいいものになるんじゃないかと。僕を呼んでいただいたことへの期待に応えたい」とさらなる新喜劇魂に磨きをかける。ヒロインも三者三様の個性が輝く。「柚希さんはダイナミックで、さすが元タカラヅカのトップスター。色気のある演技もされるんやなと。新妻さんは圧倒的な歌唱力が稽古場からすごかった。あの身体のどこから出てくるのかなと。 May J. さんもまた全然違う個性があると思うので楽しみですね」。
「次こそ完走を」との願いを胸に挑む再演のステージ。「出演の皆さんと全力ですごいものをお届けしたい。今まで自粛で外に出られなかったので、パッと生の舞台で気分を晴らして、エンディングには一緒に踊って楽しんでもらえたら。