3楽章全てがソナタ形式で作曲されており、ベートーヴェンの革新的な一面を垣間見ることが出来る。
ブラームスの「2つのラプソディ」は、彼のピアニストとしての成熟期に生み出された作品であり、ラプソディという名の通り、彼の好んだ民族的要素を音に描いている。
そしてコンサートの最後を飾るのは、若きブラームスの情熱と個性、才能が遺憾なく発揮された「ピアノ・ソナタ第1番」。
ベートーヴェンの影響を受けつつも、表題的な要素を持つロマン派的作品だ。
ロマン派の先駆けベートーヴェンと古典派への原点回帰と民族主義を取り入れたブラームス。ロマン派を代表する3つのソナタを堪能できる至極のコンサート。お聞き逃しなく。
公演チケットはチケットぴあで発売中。
■ダニエル・ハリトーノフ ピアノ・リサイタル2021
11/27(土)14:00開演SAYAKAホール(大阪狭山市文化会館) 小ホール (大阪)
11/28(日)15:00開演長久手市文化の家 森のホール (愛知)
12/1(水)19:00開演豊洲シビックセンターホール (東京)
12/2(木)13:30開演神奈川県立音楽堂(木のホール) (神奈川)
12/3(金)