くらし情報『今年のテーマは「なにがなんだかわからない」。』

今年のテーマは「なにがなんだかわからない」。

僕ですか? 号泣でした(笑)」

自分のテレビを作り、己の話芸をうみだす。鶴瓶噺そのものの原点ではないが、テレビとの向き合い方にもオリジナルを目指すという共通点があった。では、自分の名を冠する話芸=鶴瓶噺における〝個性〟の自己分析ならばどうか。

「動と静の表現があるとしたら、鶴瓶噺は静だと思うんです。テレビのようには派手にいかないですから。たとえば、70歳の高校の同級生が脳梗塞になったと。無事に治ったから会う約束をしたら、なぜかハリセンを持ってきて。〝お前らはよく俺の頭を叩くけどいまはまずい。
だから、なんかあったらこれで叩いてくれ〟って(笑)。それはもうツッコんでくれということですから〝いま言葉に詰まったやろ?〟なんてハリセンで叩くのが、めちゃめちゃ楽しかったんです。派手じゃなく静な出来事ですけど、そんな70歳、おもしろいじゃないですか。いまではテレビも大好きですし、ずっと出ときたいですけど、鶴瓶噺の個性であり原点は、やっぱり喫茶店でのツレとの雑談なんでしょうね」
今年のテーマは「なにがなんだかわからない」になりそうとのこと。御殿場で出会った女性が思わず口にした言葉であり、もちろん本当にあった出来事がベースである。

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