「言葉や音楽に背中を押される」小関裕太がピアニスト役に
小関裕太
漫画を原作に、テレビアニメ化や実写映画化された『四月は君の嘘』がミュージカルとして初上演される。ダブルキャストで主役を担うのはNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で注目を集め、映像や舞台で活躍する小関裕太。「言葉一つ一つに感動して背中を押され、音楽の力にも元気をもらえる前向きな作品」という小関が取材会で語った。
ミュージカル『四月は君の嘘』チケット情報
ピアノコンクールで優勝したかつての神童の有馬公生(小関/木村達成)は、ピアニストの母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなり、音楽から遠ざかる日々を送っていた。高校生になった公生は自由闊達に演奏するヴァイオリニストの宮園かをり(生田絵梨花)と出会い、彼女の影響で次第に変わっていく。小関は「ピアノを弾きたくない公生と、彼に弾いてほしい周りとの関係性が描かれています。弾いてほしいと言われるのは、役者の僕としてはすごくうらやましいこと」と役に憧れをにじませる。
楽曲はブロードウェイで活躍する音楽家フランク・ワイルドホーンが手掛けた。彼のかかわった日本上演ミュージカルは今作で20本目。「ワイルドホーンさんはJ-POPもお好きで、今回面白いのは、クラシックやJ-POP、アメリカのポップスなどいろんな文化やジャンルが混じっていること。