注目のチェリスト上野通明が「ららら♪クラシックコンサートVol.14」に登場!
デュッセルドルフで師事している、ピーター・ウィスペルウェイ先生と相談しながら決めましたが、当初先生からはリスクが大きいのではないか、と言われました。しかし、コンクールの要項に「奏者のオリジナリティーを求める」という一文があったのです。そこで、個性を発揮するには自分のやりたいことを素直にやるほうが良いと思いました。
――コンクール優勝前と後で何か変わったことはありますか?
普段あまり自信がないほうなので、前よりも多少自信がついた気がしますが、大きくは変わってないように思います。コンクールをあまり意識しすぎなかったのが良い結果に繋がったのかもしれません。
――公演にあたっての意気込み、またお客様へメッセージをお願いします!
今回ご一緒する皆さまは素晴らしい方々ばかりですので、共演できるのをとても楽しみにしています。
また、音楽は文字通り “音を楽しむ” ものだと思います。お客様には僕らが作り出す会場の雰囲気や音の色彩感を感じながら、音楽に身を委ねていただけたら嬉しいです。
(文・北山奏子)