アメリカの大富豪・モルガン家に嫁いだ芸子・お雪の史実に基づく話。「雪子がお嫁に行くことを、どう決心したかというフィクションです」。篠井は23歳のお雪を演じ、3人全員が花街の京言葉に挑む。
2作目は昭和初期の中国・上海の女優たちを描く『上海ハニートラッパー』。「20代の女スパイ3人が出会って…というお話。チャイナドレス姿をお楽しみください(笑)」。3作目が『アユタヤの堕天使』。タイに移住し、風俗にハマった3人のアラフォー日本人女性の話。
チラシは「深沢君がタイマニアで『タイ舞踊の格好をしたい』と言うから。僕たちいつもチラシに命懸けなんです。でも、物語の中であの格好はいたしません(笑)」。3作を通して「どう生きるか、もがいたり、おもしろがったりしている女性たち」がいる。3作で3パターンの女性を演じる3人。「もう、いっぱいいっぱいで大変!」と言いつつ「3人のおっさんたちが9人の女をどう演じ変えていくか。きっとお楽しみいただけると思います」。
笑いも多く、ほかにも「私の日舞、深沢君の歌、そして大谷さんのウクレレ。
1人一芸、持ってるものは全部出すぞ、と(笑)。フィナーレには3人で歌ったり踊ったり、短いショーを1曲。