くらし情報『中川大志、昭和歌謡界の光と影を描く音楽劇に挑む』

2022年9月30日 12:05

中川大志、昭和歌謡界の光と影を描く音楽劇に挑む

桜木から定が見え隠れする部分を大事にして、お客さんにもそこを感じてもらいたい。歌唱もあるので、そういうふうに歌えるように目指したい」と意気込む。

芸能界を牛耳る鳴尾プロダクションに怨恨を抱くレコード会社の社長、蘭丸杏を演じる松井玲奈は、「復讐するために定と手を組んで暗躍する、ちょっと狡猾な女性」とその人物像を話す。昭和という時代のイメージを尋ねると、「ヴィヴィッドな色が多かったり、アクセサリーも大振りだったり、ファッションがとても素敵で。当時の映像や写真を見ると、みんなおしゃれを楽しんでいる感じがします。この作品でも昭和のお洋服を着させていただけるので、とても楽しみです」と待ち遠しい様子。

鳴尾プロのフィクサーである男・大松盛男役の山内圭哉は、「この役も昭和らしい設定。昭和を知っている方には“おった、おった、こんなやつ”と思っていただければ。
知らない世代にはある種のリアリズムを持って帰ってもらいたい」と話す。そして「そもそもシェイクスピアは当時のゴシップネタを本にして街の人たちに見せていただけに、高尚ではないですし、むしろ馴染みやすいエンターテインメント。今作もそれぐらいエンタメな作品を創っていければ」

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