市村正親「ちょうど脂が乗っている」 ミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』3年ぶりに開幕
撮影:五月女菜穂
ミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』が3年ぶりに2022年12月7日(水)から日生劇場で上演される。開幕を前にした11月21日(月)、都内で製作発表会見があり、市村正親、武田真治、今井清隆らが登壇。劇中の3曲を披露したほか、公演に向けた意気込みを語った。
舞台は19世紀半ばのロンドン。クリスマス・イブを迎えた街は賛美歌が流れ、陽気な賑わいを見せていた。しかし、金貸しを営むスクルージ(市村正親)はひたすら不機嫌だ。クリスマスなんか大嫌い。ドケチな彼は今宵も借金の取り立てに勤しみ、献金を拒み、人々に嫌われるばかり。
そんな彼のもとに深夜、かつての親友の亡霊とクリスマスの精霊たちが現れた。彼らはスクルージを過去、現在、未来の旅へと連れていく……。
本作は、1970年のミュージカル映画『クリスマス・キャロル』(原題『Scrooge』)をもとに、脚本・作詞・作曲をレスリー・ブリカッスが担当し、1992年にバーミンガムにて初演。以後、世界各地で上演されるようになった。
1994年の日本初演以降、7度目のスクルージ役となる市村正親。来年は役者生活50周年ということで「本当によくやっているなと自分を褒めております」