普及の名作ゲームが歌舞伎化! 人気の歌舞伎俳優が集結
と熱く語った。
今回は「前編」を昼の部、「後編」を夜の部として、1日9時間をかけて物語の最後まで上演。少年ティーダ(菊之助)が少女ユウナ(米吉)に出会い、グアド族の族長シーモア(松也)に追い詰められながらも、意外な結末を迎えるまでを描く。ティーダの父の盟友アーロンを演じる獅童は、「菊之助さんから熱いオファーをいただけたのが嬉しかった。お互いに意見を出しながら作っています」と感慨深げ。松也も「衣裳を着けての撮影ではアイデアを出し合ったりと、高揚感が高まりました」と興奮を隠し切れない様子だ。
さらに、ユウナを守るキマリ役の彦三郎は「衣裳を着けた写真を松也さんに送ったら『誰?』と言われて。ハマってるんだなと自信を持ちました」と笑わせ、魔道士ルール―役の梅枝も「ゲームはもう5周はやっています」と熱い想いを示しつつ、「原作に敬意をもって演じたい」と意気込んだ。
ユウナ役の米吉は「ユウナというヒロインが魅力的であればあるほど物語が面白く、切なくなると思うので少しでも原作に近づきたい」と真剣に語りつつ、「衣裳姿を見た彦三郎さんに『胸が小さい』と言われたので、まずはビジュアルから工夫を…」と明かし、取材陣から笑いが。