ミュージカル『アニー』が4年ぶりにフルバージョン上演へ
と話し、西光は「そこにいるだけで空気がパッと明るくなるような、向日葵のようなアニーになりたい」と意気込んだ。
ウォーバックス役は、2017年度から21年度までの4年間同役を務め、2年ぶりに戻ってきた藤本隆宏。藤本は「2年ぶりということで改めて『アニー』という作品を見つめ直す機会ができた」と話す。昨年客席から『アニー』を観たことを振り返り、「とにかくキャストのみんなも素晴らしかったし、いかに素晴らしい作品であるかを改めて教えてもらった。客席では感動して泣いている方や笑っている方がいて、カーテンコールで涙を流して拍手をする姿も見た。初心にかえって、しっかり演じていかなくてはいけないと思う。その気持ちを大切に、精一杯2023年版アニーを作り上げていきたい」と熱弁した。
この日はそのほか、マルシア、笠松はる、財木琢磨、島ゆいかも登壇し、作品への思いを語った。
東京公演は4月22日(土)〜5月8日(月)、新国立劇場 中劇場にて。チケットの一般発売は2月4日(土)10時スタート。松本、大阪、名古屋、新潟でも公演が予定されている。
取材・文・:五月女菜穂