33歳女子が銭湯で大活躍、要注目女優「うらじぬの」のひとり芝居!
で共に活動し、気心の知れた先輩だ。うらじが初めてひとり芝居を上演するにあたって、山西は「大学を卒業して10年以上役者を続けてきたうらじが、今までの自分を振り返る。でもうらじ自身がダイレクトに語るわけではなく、彼女から少しだけ離れた、でも少し重なる部分もある微妙な存在・別人格を創った」。それが本作の主人公・宇野千世子(33歳)。銭湯でバイトをしている千世子のひとり語りで始まる物語は、転職を考える彼女の妄想(かなりぶっ飛んでいる)から始まり、やがて千世子(=うらじぬの)の思いが胸に迫ってくるかのような展開を迎える。
「うらじはすごくサービス精神のある人で、人が楽しむ芝居をすることが上手。その魅力をちゃんと見せられるようにしたい」と語る山西。いつも「うらじ、いいよ」とほめているそうで、その言葉はうらじにとっても「心の支え」なのだとか。
一方うらじも、「山西くんは作・演出家としてちゃんと人間観察をしながらその人に合った作品を書く才能にあふれているので、今回ご一緒できて本当に嬉しいし、頼りにしております」と信頼の厚さを伝える。
そんな仲の良い先輩後輩コンビが全力で挑む本公演は、4月13日(木)~16日(日)に北千住BUoYにて。
取材・文:金井まゆみ
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