くらし情報『小林愛香「純真無垢だからこそ心を試したのでは」、朗読劇『番町皿屋敷』で健気なお菊に』

小林愛香「純真無垢だからこそ心を試したのでは」、朗読劇『番町皿屋敷』で健気なお菊に

小林愛香「純真無垢だからこそ心を試したのでは」、朗読劇『番町皿屋敷』で健気なお菊に

皿を割った罪をとがめられ失意の中で死んだ“お菊”の物語を、明治時代の劇作家・岡本綺堂が悲恋ものに仕立てた『番町皿屋敷』。この世界を、映像技術を用いた朗読劇シリーズで知られるアメツチ(プロデューサー:安藤匠郎、脚本・演出:山田英真)が再構築する──。回替わりで出演するキャストの中で、「怖くない怪談」のコンセプトに強く共感する小林愛香がインタビューに応じた。

皿を割るにいたったお菊の心情や、腰元の彼女と相思相愛の旗本・青山播磨との関係性を交えながら展開される本作。上演期間中、小林はお菊役として2回登板する。単なる怪談とはひと味異なる劇世界に、彼女は「昔の怪談ではあるけれど、現代の物語として受け止められる普遍性があると思います」とコメント。特に身分違いの恋に戸惑い播磨の愛情を試すお菊の女心、自身の真心を疑われお菊に刃を向ける播磨の悲しみに着目し、「現代人からすると突飛な行動に見えるかもしれませんが、奥底にある感情に心を寄せました」と語る。

では、共感したお菊をどのように造形するのか──。
そう小林に問いかけると「健気な少女性を出そうと考えています」と即答した。「純真無垢で汚れがないからこそ、お菊は播磨の心を試したんじゃないかと思うんです。

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