声優×歌舞伎俳優、異色の顔合わせで送るリーディング
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「夫婦げんかは犬も食わない」とは、よく言ったもの。一番近しい他人だからこそ生まれるやりとりは、洋の東西を問わず大いに感じるものがあるのではないか。フランスで生まれヨーロッパ各地で好評を博している『それを言っちゃお終い』は、六本木トリコロールシアターのレパートリー作品としてさまざまな形式で上演されている。今回はドラマ・リーディングでの公演だ。
夫である“彼”役は平田広明。白樹栞プロデューサーの切望により、出演が叶った。その妻、“彼女”役は坂東巳之助と中村米吉のダブルキャスト。彼らの起用は平田の提案だったという。
アニメ『ONE PIECE』でサンジを演じている平田は、スーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』のサンジ役・中村隼人を通じて巳之助とも親しくなったそう。「以前女性の役を男性が演じたのが良かったとプロデューサーより聞いたので、じゃあ歌舞伎役者にやって頂くのもいいんじゃないかと、みっくん(巳之助)にお話をさせて頂いた」という平田に、巳之助も「米吉くんは特に女形の拵えをしなくても可愛らしいので、僕は別の方向性で、違いが出た方が面白い」と応じる。平田との共演も「短い時間の中でいい具合に刺激をいただきたい」