ツキウタ。10周年に相応しい華やかなステージが開幕
まずはお馴染みのユニット曲で客席のボルテージをグッと上げ、劇場をライブ会場へと変えていく。白兎王国ver.はProcellarumのメンバーのソロやデュエット中心の構成。郁と涙がストリートファッションに身を包んでヒップホップを披露したり、夜と陽は爽やかでロマンティックな世界を見せたり、隼と海のデュエットはジャジーで大人な雰囲気が漂っていたりと、それぞれ個性あふれる楽曲で魅了する。王道アイドルソングからクールな楽曲、しっとり聞かせるものまで多彩な楽曲により、それぞれの魅力が引き出されていた。また、今回は声出しも解禁。コール&レスポンスをしたり通路を使ってパフォーマンスをしたりと、会場の一体感を高めていく。ゲネプロながら熱気あふれるライブが繰り広げられる。
最後にTAKA(CUBERS)が、「今回は第5幕の再演。
原作が10周年ということで、特別な思いを持って挑み、大成功を収めたいです」と締め括った。
本作は11月17日(金)~26日(日)までヒューリックホール東京にて上演。26日(日)の11:00、17:00公演はオンライン生配信も行われる。取材・文:吉田沙奈
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