くらし情報『あなたの「現実」は本当に「現実」ですか? 謎の発光物体が現れる村』

あなたの「現実」は本当に「現実」ですか? 謎の発光物体が現れる村

いやー面白かった!近年稀に見る達成感です。

この『百年の孤独』でいちばん有名なシーンといえば、小町娘のレメディオスが、庭先でシーツに包まれながら空へと舞い上がり、そして消えてしまうところでしょうか。しかし、東洋の国に住む我々からするととても幻想的に思えるこのシーンも、ラテンアメリカの世界では普通にあること、つまり「現実」である──我々の考えている「幻想」と「現実」は、別世界へ行くとしばしばその枠組みを失ってしまう。そんなことを、イギリスの批評家は「マジック・リアリズム」と呼んだりもしました。

いまいちピンと来ないという方がいるかもしれないので、もう少し補足しましょう。あのですね、アルゼンチンの中部に、「カピージャ・デル・モンテ」っていう村があるらしいのです。「カピージャ・デル・モンテ」、通称UFO村。村の東にそびえるウリトルコという山の頂上付近にしばしば謎の発光物体が現れることで知られ、村の人のほとんどがUFOの目撃者であるといいます。
私たちがまわりに「UFOを見た!」なんていおうものなら年不相応の不思議ちゃんと見なされ避けられるのが関の山ですが、この村では、タクシーの運転手さんも、レストランのおばちゃんも、子供たちも、みーんな普通にUFOを見ているらしいのです。

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