無垢フローリングと複合フローリング、結局どっちがおススメ?
と呼ばれる天然木を薄くそいだ板(単板)を合板やMDF(木材を繊維状や粉末にほぐし、接着剤などを配合してボードに成型した繊維板)に貼りつけた、複数層で構成される突板フローリングの2種類に分けられます。
一般的に化粧シートを貼りつけたタイプの方が安価でメンテナンス性に優れているといわれていますが、より無垢フローリングに近い質感で作られているものは突板フローリングになります。
<メリット>
- 突板フローリングは薄いながらも表面は無垢材なので、木目や木の風合いを感じられる
- 工場加工品のため、無垢材に比べて商品の精度が均一
- 反りやきしみ、伸縮が少ない
- パネルを敷き詰めていく為、施工が比較的簡単で仕上がりに差が出にくい
- 床暖房にも対応可能
- お掃除やメンテナンスが簡単
- 価格が無垢材よりも安い
<デメリット>
- 天然素材ではない為、無垢材と比べるとホンモノ感に欠ける
- 無垢フローリングと比べると目地が少し安っぽく感じる
- 深く傷つけると表面の無垢が剥がれて合板が見えてしまう可能性がある
■ 見た目&肌触り重視なら無垢!お手入れ&価格重視なら複合フローリング!
木の温かみや質感にこだわる方は、天然木の良さを存分に味わえる無垢フローリングがおススメですが、水分や落下物に注意した暮らしを心がけ、木の経年変化や個体差に理解を示す必要があります。