ブラウン管テレビが全盛期の時代は、“造り付け家具”という概念自体があまり一般的ではありませんでした。
そのため「コーナーボードを造り付けてしまった」という方はかなり稀だと思います。
それでも、もし当時から造り付け家具が流行していたら……。
そう考えると、この「ブラウン管から薄型への規格変更」というのはなかなかゾッとする出来事です。
■ 今後のテレビの規格はどうなる?
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現在のテレビの主流は置き型ですが、薄型になったことで壁掛け型も珍しいものではなくなりました。
テレビ自体にハードディスクを内蔵し、録画や再生のための機器が不要なモデルもあります。
このような壁掛け型(かつ周辺機器が不要なモデル)でも見た目のバランスからテレビボードを用意する方も多いのですが、もはや必需品ではありません。
また、パソコンやスマホの台頭による“テレビ離れ”という言葉が象徴するように、そもそもテレビを置かないという家庭も出てきています。
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「数年前まではよく見ていたけど、そういえば最近ほとんど見ないね」という方もいらっしゃるでしょう。