住宅用火災警報器の交換目安は10年!「ピッピッピッ」と繰り返したら故障の合図
つまり住警器の設置により、火災発生時の死亡リスクや損失拡大リスクが大幅に減少すると考えられます。
■ 「ピッ」と鳴ったら電池切れ、「ピッピッピッ」と繰り返す場合は故障
そんな住警器ですが、総務省消防庁調査で約1%、国民生活センター調査で約10%の世帯で電池切れや故障が確認されています。
住警器の電池切れや故障には合図があります。「ピッ」と鳴ったら電池切れ、「ピッピッピッ」と繰り返す場合は故障です。
この合図を聞き逃がしたり止めたままにしたりすると、火災を感知できない危険な「空白期間」になってしまいます。
多くの住宅で、この合図が鳴り出す時期にさしかかっています。そして、交換の目安は設置から10年です。
「空白期間」を生み出さないためにも、ブザー音が鳴り出す前に交換するようにしましょう。
ブザー音は住警器メーカーによって異なりますが、ホームページ「とりカエル」で確認することができます。
設置時期については、設置時に記入した「設置年月」、または本体に記載されている「製造年」を確認してください。
また、住警器のボタンを押すか、あるいは紐を引いてみることにより、正確に作動するかを確認できます。