住宅ローンで最も重要なポイント!「返済率」って知ってる?
安心して住宅ローンの返済を続けるためには、自分が住宅のために毎月、毎年どれくらい支出できるのかを知ることが重要なのです。
現在、賃貸住宅にお住いの場合は、支払っている家賃を目安に住宅費(住宅ローン+維持費)としての支出可能額を算出してみましょう。
■ 現在の住宅費との比較
現在の家賃が高い(住宅費の割合を減らしたい)と感じているなら、住宅ローンの返済額を現在の家賃以下に設定する必要があります。
makaron* / PIXTA(ピクスタ)
逆に、現在の家賃を安い(住宅費の割合を増やせる)と感じているなら、その程度に合わせて住宅ローンの返済額を設定してみてください。
そして、その返済額から借入額を算出してみましょう。
例えば、現在の家賃が8万円として、その家賃が自分の住宅費として適正だと感じている場合、そこから逆算した借入額は約2,960万円です(変動金利0.725%、期間35年、元利均等払の場合)。
仮に年収が500万円だとすると、返済率は約19.2%となり、一般的には「問題のない返済率」といえます。
しかし、購入する住宅がマンションだった場合、上記8万円の住宅ローン返済額のほかに、住宅の維持費として「管理費・修繕積立金」