頭金多めVS少なめ、固定金利VS変動金利…。どっちがいい? 住宅ローン究極の選択
いっぽうネット銀行は何といっても低金利な商品が魅力ですが、一番の懸念点は審査に時間がかかることです。
審査がなかなか通らないと、物件の契約や引き渡しが先延ばしになり、早く売りたい売主側の希望に合わず交渉決裂ということにも。
いい物件に出合った時にスムーズにローン審査を進めるためには、リノベーション費用もローンに含められる銀行や住宅ローン商品を事前に把握しておくこと。
また、審査結果で判断するために両方を並行して進めるのもいいかもしれません。
■ 頭金多めVS少なめ
低金利時代とはいえど、金利分の支払いは馬鹿にできません。
ですので、頭金を多めに入れてローンを組むという選択は当然とも言えます。
一方で、頭金の入れすぎによって手元の現金が少なくなることに不安を感じる人も。
他のローンに比べて住宅ローンは低金利。
Flatpit / PIXTA(ピクスタ)
頭金を少なめにして現金を蓄えておけば、車の購入時や教育費がかかる時期に現金で対応することができます。
考え方が分かれるところではありますが、共通して言えるのは、最低でも諸費用分は用意しましょう、ということ。
諸費用とはローンの融資手数料や保証料、物件の仲介手数料などを指しますが、物件価格の10%程度を用意しておけば十分でしょう。