家を購入したら不動産登記は必須、何のためにするの?しないとどうなる?
このように登記は自分の物がどれだけあるかを主張する重要な判断材料なのです。
■ 3. 家を買う際に必要な登記と費用は?
自分の住まいを購入するときは、住まいが自分の持ち物であることを示すために「所有権保存登記」または、「所有権移転登記」を行います。
「所有権保存登記」は、まだ所有権の登記がされていない不動産に初めて登記する際に行われ、新築住宅の登記はこれに該当します。
「所有権移転登記」は、売買などにより、一度は登記したことがある不動産の所有権が移ったことを示すために行うものです。
中古物件や土地は通常、こちらの登記方法になります。
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マンションは複数の所有者が土地を共有していて、専有部分の所有権と敷地の利用権を一体化しているため(これを敷地利用権といいます)、土地の登記は省略されます。
登記手続きを一般の人が行うのは難しいため、一般的には一定の報酬を支払って司法書士に依頼するのが一般的です。
住宅購入資金の残金を支払う時に一緒に支払い、銀行で行われることが多いようです。
司法書士報酬(8~10万円程度)と登録免許税(売買なら固定資産税評価額の0.3~2パーセント)