家賃交渉にはベストなタイミングとコツがあるって本当?
家賃は下げられるなら下げたいものですが、やみくもに値下げ交渉をすると、大家さんの印象が悪くなってしまいます。
ここでは、事前交渉の仕方やタイミングをお教えします。
■ 家賃交渉は夏と冬がいい!?
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家賃の交渉を行い成功する確率が高いのは、ずばり、夏と冬といえます。
賃貸住宅の需要には波があり、春と秋に物件がたくさん動きます。
春は、新大学生や新社会人、転勤の辞令が出た人が部屋を借りようとします。
また秋口は9月で上期または下期の決算になる企業が多く、10月の期首にむけて転勤の辞令が出て、部屋を借りようとする人が増えるからです。
この時期、大家さんは強気です。
部屋を借りようとする人の絶対数が多いため、値下げ交渉の要求に応じなくても別の人が借りてくれる、という気持ちになります。
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いっぽうで、5月~8月前半、10月~1月の閑散期と言われる時期に空室になると、見学者の数が少なくなります。
申込みを受ける数が少なくなると、大家さんも焦り始めます。
このタイミングで値引き交渉を行うのがベストです。