家賃交渉にはベストなタイミングとコツがあるって本当?
同じ物件に長く入居している人は、水回りを中心に設備が傷んでくるでしょう。
設備に不具合が出てきたら、家賃交渉のチャンスです。
「給湯器が古くなってお湯の温度が一定でなくなった」「普通に使っていたのにシンクの下の板が腐っている」など、どんな風に不便なのかを詳しく管理会社や大家さんに報告しましょう。
同じアパートやマンションに空室が出ているかを、あらかじめ調べておくのも大切です。
空室の募集賃料が自分の部屋の賃料よりも下がっていたら、値下げしてもらえる可能性は高くなります。
もし下げてもらえない場合でも、設備のグレードアップをしてもらえるチャンスです。
■ いくらなら値引きしてくれるのか?
freeangle / PIXTA(ピクスタ)
結論から言うと、住居用の賃貸で1万も2万も値引きしてくれるケースはほとんどなく、3,000円程度からが限界のようです。
その理由は家賃をどうやって設定するかを調べると分かります。
家賃を設定するのは大家さんですが、不動産管理会社と相談して決めています。
不動産管理会社が、自社が管理している物件や周辺の同じような条件の物件の家賃、つまり家賃相場を調査し、妥当な家賃を大家さんに提案します。