話題の振り方は「3・2・1」がベスト?一流の会食・接待ルール
他は会話をすることもなく、黙々と食事をしているというのです。
これは、トップふたりが「主賓1、主賓2」となり、あとは全員ホスト役のようになってしまうことが生む光景だとか。
ホスト役どころか、「観客」になってしまっているのだといいます。
■「3」聞いたら自分は「1」話すといい
また、トップのなかにはホストでありながら、自分の話に夢中になってしまう人もいます。
しかし、もてなしの席では、ホストはゲストの話の聞き役。相手の話を促し、相手から話を「3」聞いたら、自分は「1」話すというつもりで話すのが適切だそうです。
■会話のベストバランスは「3・2・1」で
とはいえ、トップによる会話だけでは、他の担当者が参加した意味がありません。
大切なのは、ゲスト側のトップにだけではなく、同行者にもバランスよく話しかけること。
もしもトップが「3」話すなら、同行者にも「2」くらいは話してもらうという感覚でいることだそうです。ベストバランスは、「トップゲストが3:同行ゲストが2:自分は1」の状態。
バランスよく話を進めていけば、他の人もだんだんと会話に参加できるようになり、会話の幅も広がっていくというわけです。