桁が大きすぎてビックリ!世界に存在する8つの「天文学的数字」
■3:量子ファッジファクター
アインシュタインが相対性理論を考えついたとき、宇宙は静止しているという事実を説明するために宇宙定数を包括しました。
総計10の−122乗の宇宙定数が、宇宙を不可解に加速しているダークエネルギーの手掛かりになるといわれています。
■4:ヘラクレスとヒュドラ
1982年、2人の数学者ジェフとローリーは、以下のような難題を提起しました。
「ヒュドラとヘラクレスの戦いを思い浮かべてください。もしヘラクレスがヒュドラの頭をひとつ切り落としても、また生えてきて、しかも分裂します。
ヘラクレスは最終的には必ずヒュドラに打ち勝ち、全ての頭を切り落とします。しかしヒュドラの頭は10の10の100乗乗以上成長していきます。どうやってヘラクレスは勝利したのでしょうか?」
■5:メルセンヌ素数
メルセンヌ素数は急速に成長する数の一種で、自然数をnとしたとき、2のn乗−1という式で求められ、現在では48個の存在が確認されています。
科学者たちはGIMPSというコンピュータを使用して素数を探しています。こうした努力が実を結び、現在発見されたなかで最大の素数が今年発見されました。