100点を目指すと中途半端になる!仕事で成果を出す考え方とは
別ないい方をするなら、「100点を取るべき仕事」と「60点でもよい仕事」を分け、頭のなかを整理する必要があるということ。
これこそが、セパレート思考の発想です。
■行動する前に「こだわり度」で仕分ける
100点を取ることだけを考えていると、いつまでたっても優先順位がつかないばかりか、すべてが中途半端に終わるリスクがあると著者は指摘しています。
でも、スピード重視でまわりのフィードバックをもらいながら、60点で着地できればいい仕事もあります。一方、コンプライアンスや数字の管理などは、100点が求められて当然でしょう。
だとすれば重要なのは、その仕事がどちらに収まるのか見極めをすること。
もし100点を取ることにこだわりすぎて成果が出ないなら、行動する前に「こだわり度」で仕分けすればいいということ。それが結果として、行動の加速化につながるわけです。
■仕分けは「セパレートメモ」でやろう
そのとき大きな意味を持つのが、「セパレートメモ」。横置きにした神の中央に縦の線を引き、左側には仕事で「とことんこだわること」を、右側には「あまりこだわらないこと」を書いてみる。
たったこれだけのことで、気持ちをすっきり仕分けできるということです。