テレビ離れが深刻化!1日あたり1時間「動画」視聴時間が増加中
スマートフォンやタブレットの普及により、いつでもどこでも動画を楽しめるようになりました。みなさんは1日のうちどのくらい、オンラインで動画を視聴していますか?
『The Guardian』で紹介されたレポートによると、モバイル端末での動画再生時間は、1人あたり1日1時間に増えるという予測があるのだそうです。
■今後ますます深刻化する「テレビ離れ」
動画再生時間の半分以上は、いまやモバイル端末で視聴されているとか。英国メディアサービス企業の「ゼニス・オプティメディア」は、来年のテレビ離れについて予測しています。
レポートによると、世界中の人々は来年末までには平均およそ1日1時間はオンライン動画を見て過ごし、その半分以上はモバイル端末で視聴されるだろうとのこと。広告代理店「パブリシスの」一部傘下企業も、モバイル端末は1年以内にオンライン動画の主な視聴源になり、テレビ視聴は低下しはじめるだろうと予測しています。
広告代理店パブリシスの傘下企業に所属するジョナサン・バーナード氏は、スマートフォンの普及とデータ通信における接続環境の改善が、こうした変化の背景にあると述べています。
また、若者がモバイル端末に時間を費やしていることを、広告会社と放送事業者が敏感に察知して対応していることも理由のひとつのようです。