上司の期待を知らない部下は97%!だから仕事が評価されない?
もしもいま、自分の仕事が正当に評価されていないなら、その原因はひとつ。上司の期待をちゃんと理解していないからでしょう。
ビジネス・コミュニケーション・セミナーの講師歴16年という濱田秀彦さんは、著書『上司のタテマエと本音なぜ、あなたは評価されないのか?』(SBクリエイティブ)のなかで、「97%もの部下が、上司の期待を正確に把握していない」と主張しています。
ほとんどの人が、この“97%の部下”のひとりですよね。
上司の期待を理解せず、評価されるわけがない!本書から濱田さんのアドバイスを紹介するので参考にしていきましょう。
■上司のタテマエから本音を読むと評価アップ
そもそも、上司のことばをどう解釈したらわからないという経験を持つ人は多いはず。それはなぜなのでしょうか?
この原因、濱田さんによると、「上司の発することばには解釈に困るものが多くある、そしてそれらの大半は、タテマエである」からだそうです。
さらに、「部下は、上司のタテマエから本音を読み取れなければ、上司の真意がつかめず、真意がつかめなければ、上司の意に沿った行動ができず、その結果、低い評価になる」とも述べています。