戦略は3回繰り返すと大成功?仕事がうまくいく「数字の使い方」
智香さん「今回のプロジェクトがなぜ、重要なのか、理解されていますか?」
リーダー「●●店の売上ダウンはインパクトが大きいからだろ?」
智香さん「はい、数字を入れてください」
つまり「数会話」とは、こんな具合に、会社に与えるインパクトの規模を「根拠ある数字」を加えて会話に入れるということなのです。
うわ~、難しそう……。とっさに数字なんて、出てこない……。
そうなんです、数字を会話に加えるためには、日々の習慣が大切。しかも、会話ですぐに数字を取り出せるようになるにはちょっとしたコツがあります。
たとえば、売上げの話をしていると仮定します。会話中に、何億円といった桁の大きな数字で計算するのは、ちょっと煩わしいですよね。
そこで、覚えておきたいのが、売上げ全体を扱いやすい「1」という数字に置き換えて考えるという発想です。
一度慣れればそれほど難しくないので、明日からの仕事に役立ちそうですよ。
■厄介な「%(割合)」は分数で考えろ!「売上げの30%」など、数字を扱ううえで避けられないのが「%(割合)」です。
「30%ということは0.3だから、『売上げ金額×0.3=???』と、頭のなかで行き詰まってしまったりもしますよね。