イギリスでも大きい男女の賃金格差!女性は1日100分ただ働き
女性社長や女性役員など、“働く女性”の活躍が注目される今日。1986年に男女雇用機会均等法が施行され、2007年の改訂時に間接差別の禁止が初めて盛り込まれてから、日本では女性の社会進出が目覚ましく発展してきました。
しかし、それにも関わらず男女の賃金差は世界のなかでもワースト2位。
OECD(経済協力開発機構)による2008年度のレポートによると、日本における男女賃金差は33.9%だといいます。また厚生労働省は2013年において一般労働者の女性が男性の71.3%を占めることを指摘しており、依然として格差は存在しています。
世界の男女格差事情はどうなっているのでしょうか?
『METRO』では、イギリスにおける男女間賃金格差の現状を取り上げています。女性社長は男女の賃金差が理由で、毎日100分もただ働きをしているということが、最新の調査で明らかになりました。
■イギリスでは男女間賃金格差は22%もある
イギリスの7万2千人を超える経営者を対象にした調査によると、全年齢における女性経営者の1月の平均賃金は、すべての役職にわたって30,612ユーロ(約417万円)だということがわかりました。