くらし情報『10分遅れのショー開始にも深い意味が!マジシャンの最強心理術』

2015年9月14日 08:00

10分遅れのショー開始にも深い意味が!マジシャンの最強心理術

もっとテンポを落として話せば、相手はこちらのことばを待つようにもなるとか。そして、人と会話するときのペースをコントロールできるようになるわけです。

■相手を自分のペースに乗せよう

マジシャンである著者はいつも、定時より遅れてショーを開始するのだといいます。

なぜなら、「相手を待たせることができる人間が場の主導権を握る」ということを理解しているから。

事実、ブロードウェイのプロデューサーも、観客の期待を高めるため、わざと10分遅れでショーをはじめるのだそうです。

商談でも同じで、待たせる側の人間は、相手の心理に、これから起こることへの期待を膨らませることができるもの。

いいかえれば、人を待たせるとき、こちらは優位に立っているということ。

■自分のペースを知るとうまくいく

ちなみに著者は、アップテンポのダンスミュージックがかかっているパーティーで仕事をしたことがあるそうです。


しかしその音楽は自分のスタイルとはかけ離れたものだったため、無理をしてその音楽に合わせてペースを上げても、よい演技はできないと感じたのだといいます。そこで、どうしたか?

驚くべきことに、あえてゆっくり落ち着いて演技をしたというのです。

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