30代の失敗はエクササイズと一緒!実は「脳の個性」を作る要素
と。
30代は「失敗」の適齢期、大いに失敗することを黒川さんは奨励します。ヒトの脳は生まれて最初の28年間は著しい入力装置ですが、その後の28年間で脳の個性をつくりあげていくそうです。
その前半にあたる30代に、ちゃんと失敗することが、脳が無駄な回路を知るためのエクササイズになります。それは次回からの直感力、発想力、つかみの力の向上につながると黒川さんはいいます。
そのためには、失敗を人のせいにしない、過去の失敗にくよくよしない、未来の失敗におどおどしないことが大事なのだそうです。
■英雄になるために孤高であれ
時代を問わず、大衆は群れることを好みます。が、英雄になるためには孤高でなくてはならない、と黒川さんは断言します。
SNSは想像力を削ぎ取り、運を引き寄せる力を混乱させるので、あくまでも道具として使うべき、と黒川さん。
孤独を怖れて、どうでもいいことに「いいね」を押したりしていませんか?日ごろから「大勢に流される」癖をつけていないことがとても大事なのだそうです。また22時から夜中の2時は、ホルモン分泌の最盛時間。この時間帯だけは電子画面を凝視して、脳をいたずらにいじめるのは避けたいものです。