家計の管理してる?半数以上の夫婦が相手の収入を知らないと判明
妊娠がわかった時点でお金について話したのも、10組中4組だけという結果になりました。
■文化的にお金の話は避けられがち
しかし、お金に関心がないわけではなさそうです。その証拠に、男女ともに4分の1以上が「交際中に相手に多額の借金があることがわかったら別れる」と話しました。不思議なことですが、それでも借金を含めたお金の話はなかなかしないようです。
調査を行ったジャクリーン・デューイ氏はその理由について、イギリス全体の文化として、お金の話は避けられる傾向にあるのだと指摘しています。たとえ恋人や夫婦であっても、お金の話はしづらいというのです。
しかし同時にデューイ氏は、お金の話を避けていると、関係がうまくいかなくなる可能性もあるといっています。
「結婚相手の経済状況は、クレジットカードの申し込みをするとき、ローンを組むとき、また、携帯電話を買うときにすら関係してきます。
互いの経済状況は生活に必要不可欠な情報なのです」
日本でもなかなかお金の話はしづらいもの。でも結婚するということは生活のすべてをともにするということ。お金に対する価値観も違うと大変です。これから結婚を考えている人は特に、一度相手と腹を割って、お金の話をしておいたほうがいいかもしれません。