60年以上かかる「1億円の資産」をわずか20年で生み出す方法
■1億円の賃貸マンション購入例
では、資産づくりのために不動産投資をした場合はどうでしょう?
現在のようにインフレ政策が続けられる限り、20年後も買った不動産の価格は変わらないとします。
たとえば1億円の賃貸マンションを銀行ローンで買った場合、表面利回り(年間家賃収入÷物件価格×100)8%以上で買うと、20年間の家賃収入で、ローン返済と維持管理費を(自分の収入から追い出しせずに)なんとか払っていけるはずだといいます。
■年間800~1,000万円の収入が
ということは、20年間その家賃さえあてにしなければ、20年後には入居者が勝手にローンを払い終えてくれて、1億円の資産は自分のものになるということ。
そしてそれからは引き続き、年間800~1,000万円の収入を手にすることができるという考え方です。
つまり、もしも預金で1億円をつくろうと思えば60年以上もかかるのに、1億円の資産を手にするには20年の歳月しか必要ないというわけです。しかもそれ以降も家賃収入は続いていくのですから、たしかにメリットは多そうです。
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こうした考え方を軸に、本書では不動産投資で収入を得るための方法を具体的に解説しています。