35歳で6人に1人が経験している!意外と高い「流産の発生率」
■年齢とともに流産のリスクは上昇
35~37歳になると、流産の発生率は16%、38~39歳では22%に上昇します。
さらに40代では40~41歳が33%、42~43歳は45%と、年齢が少し上がるだけで発生率が格段に高くなっていきます。44~46歳では60%と、実に半分以上の人が流産を経験する計算になります。
年齢とともに流産リスクが上がるのは、染色体の異常が増えるためだと考えられていますが、なぜ年齢が上がると染色体以上が増えるのかはわかっていません。
■自分や誰かを責めてはいけない
子どもを授かったという喜びが大きい分、流産すると悲しみは深くなってしまいます。流産したお母さんは自分を責めたり、周りの人も「なんとか防げなかったのか」と暗にお母さんを責めたりするようないい方をしてしまうことがあります。
しかし流産が起こる原因は、受精卵側の問題や、染色体異常など、防ぎようのないものが大半。誰もが当事者になるかもしれないだけに、おぼえておきたいところです。
■流産リスク下げるためにできること
心がけだけで防げるものではないとはいえ、流産のリスクを低くするためにできることはあります。