クラゲ誕生はゴキブリの2億年も前?身近な動物の歴史を大調査!
長い進化の歴史のなかで、動物がその姿を徐々に変えていったことは知られています。でも、いったいいつごろから現在の形になったのでしょうか?
進化のタイミングはそれぞれなので、太古の昔からいる動物から、最近になって登場した動物までさまざま。どんな動物が、いつごろ生まれたのかを古い順に見てみましょう。
■1:クラゲ(5億年前)
ふわふわした姿に癒し効果があるということで、近年は水族館でも人気を集めているクラゲ。最古の多細胞生物のひとつで、化石が発見されているだけでも5億年前、学説によっては10億年前からほぼ同じ姿で存在しているといわれています。
■2:ゴキブリ(3億年前)
身近な存在だけれど、あまり身近にいてほしくないゴキブリ。実は「生きた化石」と呼ばれるほど古くから形が変わっておらず、その歴史はなんと3億年にもおよびます。
扁平で狭い場所を高速で移動できる体つきは人間にとっては脅威ですが、自然のなかにおいては、非常に完成された有利な形なのです。
■3:ティラノサウルス(6,500万年前)
誰もが知っている有名な恐竜、ティラノサウルスは6,500万年前に生きていましたが、大量絶滅により地球から姿を消してしまいました。