日本人の約16%が経験している「うつ病」にまつわる12の嘘
うつ病は治らない病気ではないのです。
■5:一度うつ病と診断されたらそれは一生続く
軽度から中度のうつ病と診断された人の多くは薬を飲むのをやめても、気分の落ち込みを感じることはなかったそうです。また、再発もしない人が多いということです。必ずしも一生つきあわなければいけない病気ではありません。
■6:ちょっと落ち込んだ気持ち=うつ病
単に気持ちが落ち込んでいる、悲しい気持ちになっている状態とうつ病は、まったく違うものです。うつ病の場合、気分の落ち込みが数週間から数年間ずっと続きます。気分転換すれば治る、というものではありません。
■7:いちばんの治療法は抗うつ剤を使うこと
うつ病の治療としてまずイメージするのは抗うつ剤の投与。
しかし、治療は薬だけによって行われるのではありません。もっとも効果的な治療法は、薬の投与とカウンセリング両方を行うことだという説もあります。■8:一生薬を飲み続けなければならない
必ずしも一生薬を飲み続けなければいけないわけではありません。薬は必要なくなる人もたくさんいます。また、薬による治療よりも、カウンセリングなどの治療のほうが効果的だと感じる人も多いようです。