30代の生活満足度が低下中!調査でわかった今時30代のリアル
両親に取って、子どもを大学に通わせることはかなりの経済的負担になっているのです。
■ティーンと30代の生活満足度の違い
アメリカの調査では、成人の3人に1人が「とても幸せ」だと回答しました。
しかし年代別で見てみると内容は異なります。ティーンの生活満足度は上がっており、1970年代で12歳の「とても幸せ」回答者は19%、2010年代は23%でした。
しかし、30代の回答は、1970年代初頭で38%だったのが今日では33%へ低下してしまいました。
長年モニタリングに協力してきたシアトル在住の49歳女性エミリー・バルデス氏も、予測した30代と現実の30代の差について述べています。
「人生はもっとシンプルなものだと思っていた。しかし現実は両親が結婚したり、子どもができてからの子育ても予想以上のものだったりした。
人生は予測不可能だ」
なにが起きるかわからないからこそ、期待通りの満足度は得られないようです。
■金銭的な問題を抱える30代が増加中
また、所得不安の問題を抱える人は以前よりも増えました。経済低迷、格差社会などなど、資本主義のなかで勝ち組と負け組が露骨な差になったいま、自分で自分を守るしかありません。