30代の生活満足度が低下中!調査でわかった今時30代のリアル
全体的には生活の質自体は低下しており、それに対して不満を感じる30代が増えたのは不思議ではありません。
金銭的な問題は、子どものときからまとわりついてきます。
特に、片親、生活保護を受けながら育ったような子どもたちは、その後も生活的困窮に陥る率が高くなります。彼らの生活満足度は、生活水準の高い子どもたちと比べると低いことが多いのです。
■本当にシンプルなことが幸福を育む
30代の幸福度の問題には、さまざまな社会的問題が絡み合っているため、すぐに解決することは難しそうです。
でも、気持ちの持ちようで幸福を「感じる」ことはできます。
人に感謝する、たくさん睡眠をとる、運動するなど、シンプルなことでも感覚としての幸福を感じることは可能だということ。
とりわけ社会的なつながりを得ることは有効です。
支え合いながら生きる人生のなかで、誰かを一方的に支えることは辛いときもあるでしょう。ただ、そこに思いやりや感謝の気持ちが媒介していれば、人はきっと乗り越えることができます
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なにげない日常のなかでこそ、「いま、自分は幸せ?」と問いかけてみてください。
旅行先でもなく、特別なプレゼントをもらったときでもない、見過ごしがちな当たり前の瞬間。