数字には裏がある!回答と本音が大違いな街頭インタビューの実態
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
突然ですが、みなさんに問題です!
■交際人数の街頭インタビュー
たとえば、こんなリサーチ結果があったとしましょう。
「テレビ企画のため、街頭で20代の女性にインタビューしました。
“これまでの異性との交際人数は?”
結果は、平均で4.5人という結果。つまり、だいたい4人から5人が多いという20代女性の実態がわかりますね」
さて、このリサーチの結論「だいたい4人から5人が多い」は本当でしょうか?
ビジネスシーンで数字を使うことの多い方なら、そうとは限らないというツッコミができることでしょう。恋に臆病な「0人」「1人」が多い一方、一部の「10人」や「20人」といったモテ女子(?)が今回のリサーチに入っていれば、このような平均値になることは想像できます。
しかし、実は「平均値の裏を読みましょう」というテーマをここでお話したいわけではありません。
今回のテーマは、数字の「裏」を読む。そろそろ本題に入ります。
数字を読み解く際は、その数字に人の感情が込められていないかを疑いましょう。