コンサート会場の客席が来年「12万人分も減る問題」が勃発中?
都内および近郊で、コンサート会場として頻繁に使用されるホールやアリーナが続々と閉館、または改修工事のための一時閉館に入っています。
そのピークとなるのが、2016年の春。老朽化のため、周辺施設の大規模工事のため、設備改善のため……と事情はそれぞれ異なりますが、時期が重なることにより、首都圏では一時、合わせて約12万人分の客席が減る事態に見舞われます。
となると、使用できる会場の奪い合いとなっても不思議はありません。人気アーティストにとっては、ライブのスケジュールを組むのもひと苦労。
首都圏の日程が定まらないと、全国ツアーの日程にも影響が出ます。もしかしたら、2016年は恒例のツアーを行わないアーティストも出てくるかも……。
そこで、すでに閉館済みのところも含め、どんな会場がどんな事情でクローズするのかをまとめてみました。
お気に入りのアーティストがいつも使っている会場が含まれていたら、2016年のツアースケジュールに要注意です。
■1:さいたまスーパーアリーナ(収容人数37,000人)
コミュニティアリーナの大型映像装置改修や、外壁改修などのため、開業15周年を機に2016年2月15日~5月15日にかけて休館。