20本でたった1000円のバナナが!賢い人は買う?買わない?
こんにちは。深沢真太郎です。
ビジネスパーソンを数と論理に強くする「ビジネス数学」を提唱する、教育コンサルタントです。
今回は生活に役立つ数的思考のお話を。
■いつものバナナと特売バナナ
つい先日、近所のスーパーマーケットに立ち寄ったときのこと。
果物コーナーのいつもの場所にいつものバナナが5本で300円という価格で販売されていました。
ところが、この日は別のスペースに特売エリアが設置されており、そこで別のバナナが20本セット1,000円で販売されていたのです。
バナナ好きの私としては、とても魅力的なオファーです(笑)。
もしあなたなら、どちらを購入しますか?
ちょっと数字で考えてみると、このようなロジックがつくれますね。
いつものバナナ:300円÷5本=60円(1本あたり)
特売のバナナ:1,000円÷20本=50円(1本あたり)
そうです。1本あたりの価格に換算すれば、特売のほうがお得となります。
つまり、どちらが効率的にバナナを手に入れられるかという観点で考えれば、特売セットを選ぶべきです。
しかし、私がこのとき選んだのは……?
いつものバナナ(300円)