「お小遣い3年分一括払い」のママに学ぶ!親子で成長する子育て
ゼロから子どものための運動教室をスタートしました。
そのあゆみをまとめた『前傾姿勢でいいじゃない』には、思わず笑ってしまう失敗談だけでなく、目の前の子どもよりも仕事を優先してしまい後悔の涙を流したことなど、働くママなら誰しも経験がある苦い思いもたくさんつまっています。
それでも前向きな印象を受けるのは、本の根底にあるこんな思いから。
「がんばっているお母さんをホッとさせてあげたくて。子育て中の方は、みんなパンパンにがんばっている。
でも『私、大丈夫かな』って思う瞬間が絶対あると思うんです。読みながら、そんな気持ちを笑い飛ばして『いまのままでいいんだ』って思ってもらえたらいいな、という思いが、この本の出発点なんです」
本のタイトル“前傾姿勢”にも、そんな思いが表れています。「斜め前で、ちょっと前が見えればいい。
それで、転んだときにちゃんと手がつけるくらいの角度でいいんです。別に地面が近くていいんですよ。先のことなんて、目を凝らしたって見えないんですから」
子育てに迷ったとき、ちょっと立ち止まってしまったとき、手に取りたい1冊です。
(文/よりみちこ)
【取材協力】
※『MIKIファニット』をゼロから起業。